ディスクを 12GB HDD に換装 (旧ドキュメント)


 このページに記載している方法は,ディスク固定用のステーを加工せずに行う方法です.ディスク固定用のステーを加工し,よりしっかりした方法でディスクを換装する方法に関しては,『ディスクを 20GB HDDに換装 (新ドキュメント)』にまとめてあります.

ディスク換装の手順

 N505は標準で8.45mm厚/2.5inch IDEディスクが装着されています.容量は 6.4GB.'00/04現在,8.45mm厚はTOSHIBAとIBMから8GB,9.5mm厚はIBMから20GBの 製品が発表されています.N505では一応9.5mm厚のものがすんなり入りますが, ディスク固定用の金具のネジ穴の問題で,美しく装着したい場合にはTOSHIBAの 8.45mmのものを選ぶか,9.5mm厚のものに合わせた金具を作りましょう.

まず,裏蓋を開けます

 

次に,バッテリを固定しているキャップを外します.外す際には,マイナスドラ イバ等を使うと外しやすいでしょう.左右両側を外す必要があります.なお, キャップはプラスチック製ですので,無理をして割らないこと.

 

メモリ増設のときと同様に,キーボードと放熱板を外します.

すると本体下側が開くようになりますので,少し開けてみます.ツメがあ るので,無理にこじ開けないように注意.また,2本ケーブルが繋がって いるので,この段階ではあまり大きく開かないこと

覗いてみるとこんな感じです.2本ケーブルが繋がったままになっている ことが分かります.

 

左側はスピーカーのケーブルです.ロジックボード側のコネクタの所で外しま しょう.右側はタッチパッドのフラットケーブルです.こちらは無理に外さなく ても良いのですが,外しておいた方が作業は楽です.

ケーブルを外した後で,ずりっと上にずらします.するとディスクにアク セスできるようになります.

ディスクは金具の上のネジで止まっているので,これを外します

当然フラットケーブルも外すのですが,こんな感じに上にロックを跳ね上げてか ら抜きます.

金具ごとガポッと取れるので,本体から外し,フラットケーブルをディスクから 取っておきます

 

ディスクは金具に4箇所でネジ止めされているので,外し,入れ換えます. しかし,9.5mm厚のディスクを付けようとすると,金具がピタッとはまらないし, ネジ穴も合いません…

しゃーないので,強行突破 :-).後は組み上げるだけ

BIOSで見てみると12GBで認識してる.N505は8.4GBの壁は無いようです

この後,リカバリCDでブートしてやると,すんなりリカバリできます.


換装して…
 IBMの9.5mm厚,12GBに換装してからえらくヤカマシクなりました.同じディス クをLibretto50に付けるとそんなでもないので,筐体の構造上の問題か,先の金 具の「強行突破」の問題かもしれません.仕方が無いのでTOSHIBAの8GBのに交換 しました.すると静か〜.現在はこれを使っています.


改造は当然ながら自己責任で行うベシ


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